2019年11月30日(土)、築地本願寺 第二伝道会館(東京都)にて行われた。
関連画像は Twitter で見つかる。
(当日、会場1階に「祭壇・オブジェ等は撮影可能です」との文言が明記されており、ネット上にある画像は原則としてこれに従っているものと考えられるだろう。)
建物の2階に祭壇が設けられ、14時に始まったようだ。音声の中継は建物1階に流され、訪れたファンたちは玄関ホールで佇立(ちょりつ)してこれを聞く形となった。
(以下 文中敬称略)
・【弔辞】
萩尾望都
新井素子
・【弔電】
朝日新聞
リアド・サトゥフ(フランスの漫画家)
・【戒名の説明】
悟東あすか
(「きほくにちゆうしんし」と決まり、これは「北に輝く優しいお日さま」の意であるとのこと。)
・【挨拶】
とり・みき(実行委員代表)
(出版関係者らからの出資でこのファン葬が行われているとのこと)
・【献花】
遺族らに始まり、関係者の順で開始
(BGMはエリック・クラプトンのギター演奏と歌唱であったらしい)
*一般人(ファン)の受付は14時30分ころ始まり、あらかじめ用意されていた花を各人が1輪ずつ受け取って、15時ころから2階の祭壇前にこれを献花。
2階の隣接する小部屋では、サイン帳が用意され、だれでも記入と閲覧が可能だった。
また、「第23回"癒し"としての自己表現展」での吾妻ひでおによるギャラリー・トークの映像が再生されたり、表彰状(断酒16年でもらったそれに絵を加筆して作品へと改造したらしい?)や、自作のジャンク・オブジェ(架空生物のフィギュアみたいな作品群)などが展示された。所属していた断酒会の会誌である「こぶし」345号2019年11月号がここで無料配布されていたのだが、これには『吾妻日出夫さんへ「感謝の言葉」』という記事があり、また訃報が掲載されている。
廊下では、「御供花御芳名」の一覧が掲示。
ネット上に画像が散見される明るいターコイズグリーン(青緑色)の布巾は、香典返しとしてお茶と共に配られたもの。
当日は快晴で、雲が全く見当たらない青空だった。